ろおどおぶぱぱ

子を宿し妻に寄り添う夫コパの日記

何もできない

妻が、生活できなくなってきた。


ずつと立ってられんのやと。

冷凍ご飯を、チンして食べるのもしんどい。

いずくんぞ湯煎をや。

朝から「梅干ししか食べてない」と。

昼に義母が慌てて駆けつけてくれる。

義母は義祖父の介護もあるし、一日中あっちへこっちへバタバタやったそうな。

洗濯物も取り入れて、浴室乾燥してくれたり、

食事の用意から食器洗いまでしてくれた。


感謝、しかない。

お腹が張って吐き気がひどいらしい。

何度も何度も吐きに行く。でも出るのは胃液だけ。


「しばらく実家に帰ってもいい?」

妻の希望。

別居宣言。

さみしいけど、働いてる僕は何の支えにもならん。ほんまに無力やさかい。何かあったらかなんし、取り返しつかんし。

一番、妻が楽な方を選ぶように言う。


帰りにイチゴを1パック買って帰った。

何もできないのは、僕も同じや。

落ち込んだ日

仕事でミスをして、しょげながら帰宅。

妻は、どよーーん。

ここはお化け屋敷かいな。


出産の楽しみみたいなんは、この辛い時期を乗り越えてこそ有るんやろうけど。今はなんかもう、毎日がやっとて感じ。ここから、まだまだしんどい時期は続くんやろう。


なんでも、試練は乗り越えなあかん。

逃げたらあかん。めんどくさくても。

妻は、1日、頑張ってくれてる。

そんな姿に勇気をもらう。

子どもができたら、こんな弱気なパパは好かんやろなー。

倦怠感と胃痛

今日の妻は、朝からぐったりな日やった。

1日のうち、5時間ぐらいしか起きてへん。

起きてる時間がコウモリ並。

ずうっと、ベッドで寝たりごろごろしてたり。

熱もある。37度をキープしている。

平熱が5度代やから、しんどいやろう。

胎盤ができるまで、発熱は続くらしいから、保冷剤で頭を冷やしてやり過ごすしかない。


たまに嘔吐感が襲うけど、出るのは胃液だけ。

食べなあかんのやろうけど、腹が張ってて空腹感はない。

口の中をさっぱりさせたくて、今のところ梅干しがランキング1位みたい。


そんな中、フルーツの盛り合わせを食べたいと言ってきた。

缶詰のみかんならあったと思って、器に開ける。

食べて一言、

「代替品としてはマル」

それでも、4、5口ほどで終わり。

フルーツなんか盛り合わせてる場合やない。

一食がそんなに食べられないもんかと思いつつ。

次のオーダーは冷凍エビグラタン。

これはあっさり食べた。

海老は妊婦に良いらしい。食べすぎなければ。


夕食に鶏肉の照り焼きを作ったけど、半分しか食べられず。むしろ、半分も、よう食べてくれたほうや。ごはんも、茶碗に半分。刻みキャベツも半分残した。


しんどさが勝って、机にひじをついてしまう妻。

だるくて、椅子に座るのもしんどいらしい。

お腹をさすりながら唸る。

「これが3月まで続くんかな」