ろおどおぶぱぱ

子を宿し妻に寄り添う夫コパの日記

何もできない

妻が、生活できなくなってきた。


ずつと立ってられんのやと。

冷凍ご飯を、チンして食べるのもしんどい。

いずくんぞ湯煎をや。

朝から「梅干ししか食べてない」と。

昼に義母が慌てて駆けつけてくれる。

義母は義祖父の介護もあるし、一日中あっちへこっちへバタバタやったそうな。

洗濯物も取り入れて、浴室乾燥してくれたり、

食事の用意から食器洗いまでしてくれた。


感謝、しかない。

お腹が張って吐き気がひどいらしい。

何度も何度も吐きに行く。でも出るのは胃液だけ。


「しばらく実家に帰ってもいい?」

妻の希望。

別居宣言。

さみしいけど、働いてる僕は何の支えにもならん。ほんまに無力やさかい。何かあったらかなんし、取り返しつかんし。

一番、妻が楽な方を選ぶように言う。


帰りにイチゴを1パック買って帰った。

何もできないのは、僕も同じや。

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