ろおどおぶぱぱ

子を宿し妻に寄り添う夫コパの日記

ポコ太の思考

ポコ太は、昼間けっこう動く。

対して夜になると、全然やと言う。

今日の昼間も、盛んやったとか。

「びっくりするくらい強く蹴られた」

どの辺か聞くと、お腹の上の方。

てことは、逆子が元に戻ってんのかも。

戻ってなければ、パンチかもしれんけど。


ポコ太にとって、今いる子宮が世界の全て。

この世界のことは、何も知らん。

鳥の雛が殻を中からつつくがごとく、

ポコ太も子宮が自分の知る全て。

何を考えてるんやろう。


なんか音が聞こえるなぁとか。

寝心地悪いなぁとか。

いや、

ネゴコチなんて言葉すら知らんのや。

言葉を認知してない胎児には、

思考も備わってない気がする。


ただ、ぽけーっとして、

動いてみたり、寝てみたり。

そんな毎日を送ってるんやろう。


いつか、生まれてくることも、

知らんのやろうなぁ。

×

非ログインユーザーとして返信する