ろおどおぶぱぱ

子を宿し妻に寄り添う夫コパの日記

実感がない

妻に、子どもがいるという実感がない。

悪阻がひどかった時は、

体の変化を感じていたけど、

命を宿している実感は特にないらしい。


半年後、赤ん坊が産まれる喜びとか、

新しい生活への希望とかそういうのは、

あまり感じてないみたい。

産婦人科で検査することとか、

赤ちゃんについての情報を共有したいのに

聞かんと言ってくれん。

まったく、妻に独り占めされてるというか、

僕が、ほったらかされてる感じがする。

それとも、妻は興味がないんやろか。


生命の神秘に携わる興奮とか、

命の誕生に関わることの崇高さとか、

感じてもええやろうに。

そんなことより、

むしろ妻には不安があると言う。


自分の体が変化すること、

生活リズムが変わっていくこと、

今まで経験したことない未曾有の事態に

わけの分からんまま流されていく不安。

知らんうちに、お腹の中で、大きくなる赤子。

ちゃんと育ってるんかも、分からん。


ネットの情報は、あてにならん。

産婦人科医も、頼りにならん。

やから、義母と頻繁に会うのやろう。

漠然とした不安に寄り添ってほしい。

妻は、その思いが大半を占めている。

神経質になるほど疲弊するだけやから、

あまり考えんようにしてるんかもしれん。


来週は義母と戌の日参りに行くらしい。

そんなイベントを重ねながら、

妻は、ぼちぼち母になっていくんやろう。

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